2024.12.29 2025.01.09

お客さま片づけビフォーアフター『今回の片づけをしなければ思い出せなかったこと』

phi55857

40代女性
片づけ範囲・片づけ期間｜1LDK・約3ヶ月全5回

フルタイムで残業も多いお客さま。12月に片づけレッスンのお申し込みがあり「立春までに片づけたい！」とがんばりました。（掲載許可有り）

片づけBefore→After

＊根本的に整理したことで、全てクローゼットにまとまりました。

＊S字フックは使わなくなりました。

＊他の場所にあった本も含めて、残すと決めた本だけになりました。
その数480冊から270冊に！
大切なことがはっきりしました。

＊手先が器用なお客さま。たくさんの手芸用品も
使用感を確認しながら一本一本厳選。

＊キッチンの小物はお客さまひとりでがんばりました♪

ご感想

片づけレッスンを受ける前に悩んでいたことは、

●家が散らかってしまって、落ち着く空間にできない。

●忙しくなって散らかり始めると、際限なく広がってしまって、止められない。

●必要なものが見つからず、探すことが多い。

●物が増えてしまって収納する場所がない。

●視界にごちゃごちゃが入るので、家でくつろげない。

●自分にとって何が必要なものなのかがわからない。

●家が散らかっていることがストレスで、それをなんともできないことに対する無力感、自責感のような感情が湧いていた。

●家を片付けることで、仕事やプライベートに対しても、こじれたり絡まったりしている自分の感覚を整理してスッキリさせたかった。

片づけレッスンで変化したことは、

●忙しくても家が散らからなくなった！！！！
　モノのおうちが決まっているので、多少散らかってもそこに戻せばいいし、「出したら、しまう」という習慣が身についてきた。前はお化粧する机の上に化粧水、乳液、下地などが出しっぱなしで、「その方が使いやすい」と思っていた。でも今は毎回使うたびに収納ケースから出して、使って、しまっているけれど、苦にならない。
いつもいるテーブルがモノで溢れてしまうこともあったけれど、お片付けをするようになってから、テーブルがほんとうに散らからなくなりました！

●家に帰るのが楽しくなりました！！
以前は、散らかった家に帰るのが億劫でしたが、今は整ったお家に帰るのが楽しみになりました。スッキリさせて、ここからはときめきを感じるものを足していく段階なのだと思いますが、「あそこにこれを足して、ここにはコレを足して、あっちにはこうして・・・」と、考えるのが楽しいです。

●以前よりまめに家事をするようになりました！！
毎回出して、しまって、というのが億劫かなと思っていましたが、逆に「おうちが決まっている」方が使いやすくて、以前よりもこまめにお掃除したり、洗い物をしたりするようになりました（以前はよく溜めていました…汗）お家を整えるのが楽しいという感覚。

●なんとなく、以前より自分を大事にするようになった気がします。
以前は、自分が頑張れば良いんでしょとばかりに、時間と体力を削ってやっていた、仕事を含めたあれこれに対して、自分を犠牲にするのではなく、大切にできるようになってきたなぁ、と感じます。これからも一緒に過ごすと、残したものたちに感謝することで、感覚が変わってきたような、気がします。あと、副次的なものだと思うのですが、「後回しグセ」が改善されてきたような気がします。

片づけレッスンで一番印象に残ったことは、

●いっこさんが、決して答えてくださらなかったこと（笑）。
一番最初に、お洋服を片付けているときに、「皆さんの場合、どうなんですか？」「育子さん、どう思いますか？」とお聞きしても、決して答えをくださらなかったこと。その代わりに問いかけ。

「決めるのは、本人」ということを、徹底してらしたのがすごいなぁ、と思いました。私だったら、つい「こうだと思いますよ」と、自分のジャッジをお伝えしてしまいそうです。

でも、だからこそ、その後のお片付け、自分ひとりで行うパートも含めて、ちゃんと向き合えたのだと思います。

いっこの片づけレッスンを受けてよかったところは

●行動力！目からウロコの収納術！
最初にお会いした時に「このクロゼットの中にお洋服は全部入りますね」とのお話を頂いた時、「いやいやいやいや絶対無理」と、思ってました（笑）。片付けを始めた当初、クロゼットの中の引き出しは趣味の着物グッズや毛糸、手芸用品でいっぱいで、通常の洋服はすべて部屋の中に出ていたからです。

ところが、お片付けを進めていったら、いっこさんの予言通り、すべてのお洋服がクロゼットの中に納まりました。え？ほんと？と、狐につままれた気分。

ところが、私の家中の収納と（残した）モノの量を把握されていらしたので、廊下収納に「着物」と「お客様用布団」を入れることをご提案頂き、入れてみたらなんと、ほんとうに、きれいに収まってしまいました。圧縮された布団に占領されていたベッド下のスペースに床が見えて、ありえないきれいな状態となりました。

私一人では絶対思いつかない収納のアイディアと、それを実際に行っていく行動力と、これまでのお片付けの経験。ほんとうに有難うございました！

家が片付かないと言っている人、なんとなく気持ちのモヤモヤが晴れない人におオススメします。

最後に、「つまるところ、手作りの何かに囲まれた生活がしたかったのだなぁと、思います。日々のささやかな時に、手作りの温もりを感じていたいのかなぁと。今回の片付けがなかったら、思い出せなかったことだと思います。」と。自分にとって大事なモノを厳選したからこそ思い出せたことですね。やさしい穏やかな笑顔でお話しされていたのが印象的でした。