『片づけ』≠『捨て活』

今、「片づけをしたいな〜でもどうやって?」と悩んでいたり「捨てるのは得意です」「片づけはとりあえず捨てるモノを選べばいいんですよね」と思ってる方へ。
今回は、多くの方が思っている片づけは捨てるモノを選ぶという『捨て活』の視点から『片づけ』と『捨て活』の違いについてお話しします。
ゴールが見えない
世の中多くの人が思っている片づけの常識は、捨てるモノを選ぶこと。最初は空間ができて気分がよくなっていきます。スッキリしたーと感じることも。でも続けていくうちに捨てることに意識がいってしまい、捨てることが目的になっています。どこに向かっているのかわからない。。。いつまでやれば終わるのかもわからなくなってきます。
あなたにとって心地よい暮らしとは?本来の片づけは心地よい暮らしに必要なモノを選んでいくこと。
苦しくなってくる
どんどんモノを捨てていくと、減っていくのが嬉しい一方、モノを増やすこと・買うことに罪悪感を感じ始めてしまいます。買うことをガマンしてしまう。。。するとだんだん苦しくなってきますよね。
モノは本来、私たちの暮らしに役立つためにあるもの。その時々の暮らしに必要なモノを循環させることは、心地よく暮らすために大事なことなんです。だから本当に必要なモノなら買って大丈夫。
後悔することがある
『捨て活』を進めていくと『捨てハイ』という状態になります。勢いにのってモノを捨てる状態。どんどんモノを捨てられるから調子がいいように感じるけど、実は、残しておいた方がよかったモノも勢いで捨ててしまうことが。。。あとで冷静になると、あれは残しておいておけば良かったなと後悔することも。
心地よい暮らしのために必要なモノを残すということは、本当に必要なモノかを考えながら感じながら『取捨選択』していくこと。すると自分にとって大事なモノがはっきり見えてきます。「これは残しておいてよかったんだ☺️」と安心する方も。
『捨て活』は捨てるモノを意識。一方、『片づけ』は、心地よい暮らしに残しておきたいモノを選ぶことに意識を向けます。正反対のことなのです。
『捨て活』と『片づけ』どちらをしたてみたいですか?
最後までお読みくださりありがとうございます。
この後も素敵な時間となりますように。
部屋と心の片づけコーチ
いっこ